Gypsy Fortune Telling Cardsには、明確な時間と空間の概念がありません。
スプレッドに並ぶカードから、傾向やエネルギーの動きを読んでいく。
具体的にいつ何が起きるという風には出てきませんが、
カードを並べ、クライアントさんと言葉を交わしながら、
カードの表す気持ちの動きを想定される出来事に繋げていく。
そんな感じで占っていきます。
Gypsy Fortune Telling Cardsが占えるのは、通常6ヶ月以内のことがら。
つまり、スプレッドに現れたカードが示すものは、
6ヶ月以内に起こるであろうことを暗示するということです。
そんな中で、はっきりと「時」を示すカードとして挙げられるのが、
"message"と"journey"のカードです。
"message"は「すぐに」のイメージ、
"journey"は「割とすぐ、6ヶ月以内」のイメージです。
このどちらかが出た場合は、スタンバイ。
それとは別に、抽象的概念としての「時」を表すものとしては
"hope" "visit" "constancy"。
"hope"=「長期間、何年も」
"visit"=「短期間、一時的」
"constancy"=「永久に、ずっと」
こんなイメージで、隣に並ぶカードの示す事柄とリンクして占っていきます。
例えば、"love"との組みあわせで見ると、
"love"+"constancy"=「ずっと続く強い愛」
"love"+"visit"=「一時的な愛」
みたいな感じです。
Gypsy Fortune Telling Cardsは、
隣り合ったカードの組みあわせで読んでいきます。
カードに気持ちを乗せて、クライアントさんと一緒に答え探しの旅。
時間、空間を飛び越えて、気持ちにフォーカス。
Gypsy Fortune Telling Cardsは、そんなスタンスのカードです。
※FORTUNE TELLING WITH GYPSY CARDS (ESTHER GOMBOR 著)より。